概要
詳細
ミルフィーユ・システムはハードウェアの知識がなくても、ハードエンジニアのように回路図と専用ファームウェアまで自動生成できるサポートツールです。Raspberry Pi A+、B+、2、3、Zero(いずれも別売)に接続して使います。
ミルフィーユ ベースボードの自動配線機能によりハンダ付けの作業はなく、ハードウェアを動かすためのファームウェアも、すべてミルフィーユがやってくれます。
ユーザーはライブラリを使った簡単な動作プログラムをpythonで書くだけ。 回路情報把握ツールを使ってミルフィーユに接続されているデバイスの情報をサーバーにアップロードします。
サーバーで生成されたEagle CAD Script データをCADにインポートすれば、ミルフィーユ自身の回路を取り除いた、Raspberry Piとデバイスを普通に配線したような回路図が自動で生成されます。
ミルフィーユが皆さんのハードエンジニアとして、試作開発をスムーズにします。
●ミルフィーユでハードウェアデザイン《Step 1:ミルフィーユの組み立て》
ミルフィールの組み立てにハンダづけは必要ありません。
Raspberry Pi、ベースボード、モジュールボードの順に重ね、あとは使いたいデバイスボードをモジュールに差し込むだけ。
●Webプログラミング《Step 2:プログラムを書く》
ミルフィーユにはpythonのハードウェアライブラリが用意されています。
それを呼び出せるプログラム言語であれば何でもOKです。
通常、ラズベリーパイ、ブレッドボード、デバイス間で配線していたものをミルフィーユが自動的に配線をしてくれます。
ミルフィーユはラズベリーパイ、ベースボード、モジュール、フラットケーブル、デバイスボードで構成されています。
ユーザーが書くプログラムは動作のプログラムだけです。
ハードウェアを動かすためのプログラムはすべてミルフィーユにおまかせください。
●自分専用の回路図を生成《Step 3:回路情報をサーバーにアップロードします》
仕様がきまったら自分だけの回路図を生成しましょう。
ダウンロードした専用アプリを実行すると回路の状態を把握するためのデータが抽出されます。
そのデータをサーバーにアップロードするとEagle CADの回路図スクリプトと専用のファームウェアが生成されます。
これをイーグルCADにインポートすれば回路図の出来上がりです。これが「回路図自動生成ツール」です。
生成された回路図にミルフィーユ本体の回路はありません。試作したWEBプログラムもそのまま使えます。
●for Web Programmer
プログラマにとっては回路を重ねるだけで試作ができて、さらにカスタム回路図と、その専用のファームウェアまで自動生成できる
ので、ハードエンジニアとのやり取りがなくても量産前の試作回路図までスピーディーに完成します。
ハードエンジニアにとってはモジュールを入れ替えるだけで仕様変更がすぐ対応できます。
また、簡単に回路図のアウトラインが出力できます。
【商品構成】
●ミルフィーユ ベースボード×1枚
【別売】
●モジュールボード
●フラットケーブル
●Raspberry Pi:対応機種 A+、B+、2、3、Zero
●対応デバイスボード:一部使用できないデバイスボードがあります
◆使用できないデバイスボード:
・RN4020 BLEボード
・脈拍センサー / Pulsimeter
動画
mille-feuille - Automatic wiring function