モノワイヤレス - IoTの為のワイヤレス制御特集
無線規格は様々あり混同するかもしれませんが、それぞれ異なった特徴と目的を持っております。WiFiは「パソコンをLANに無線でつなぐ」ため、Bluetoothは「携帯電話やパソコンを周辺機器に無線でつなぐ」ため、そして、TWELITE-トワイライトは「モノを無線でつなぐ」ために開発されました。
WiFiは高速通信が目的で大容量のデータ、高画質の動画等を短時間で送ることができ便利ですが、大きな電力を消費するため電池での長期間運用は困難です。
Bluetoothは携帯電話等に簡単に接続ができとても便利です。Bluetoothの複数の仕様の中でBLE(Bluetooth Low Energy)は省電力で電池での長期間運用が可能ですが、PAN(Personal Area Network)の規格であるため想定される通信距離は〜十メートル程度が一般的です。
TWELITE-トワイライトは通信速度が遅く大容量のデータ通信には適しませんが、2.4GHz帯を利用しながらコイン型電池で年単位で動作する程の低消費電力です。そして、通信距離は数十メートルから数百メートルを想定しています。
よって、センサーデータや制御データ等、少量の通信をする際に、WiFiよりも省電力で通信したい場合や、Bluetooth・BLEよりも長距離で通信したい場合にTWELITE-トワイライトは適しています。更にTWELITE-トワイライトは中継機能や最大で数百程度の子機と通信できるという特徴があります。
以上のようにTWELITE-トワイライトは小型サイズで様々なモノに搭載でき、省電力で、通信距離も十分で、同一ネットワーク内で多数の端末が通信できるためモノを無線でつなぐために最適です。