LED特集
ダイオードの中でも、発光ダイオード(LED)のみを抜き出して分類分けしました。
発光ダイオードとは?
PN接合部に電流が流れる際に接合部が発光するダイオードで、電気エネルギーが光となって放出される現象を利用しています。
半導体に電気が流れるときはP型半導体の正孔と電子が結合するので、その際にエネルギーが光となって放出される仕組みです。
照明や電気装飾としての利用が主です。
LEDを照明として利用する場合の特長として、以下があげられます。
(1) 寿命が長い。
(2) 人には見えない紫外線や赤外線をほとんど含まず、可視光が効率よく得られ、紫外線や赤外線による劣化を軽減できる。
(3) 少ない消費電力で明るく点灯するので効率が高い。
(代表的な電球形LEDランプを事例とすると、白熱電球の約1/6程度の電力で同じ光束が得られる)
(4) 低温でも瞬時に点灯する。