Raspberry Pi 3 Model B+ (以下 Pi 3 Model B+) は、CPUの性能向上だけでなくWi-FiやEthernet等、 ハードウェアの変更がなされています。 そのため、発表時期以前の旧モデルで使用していたOSでは、3 Model B+を起動できません。 公式配布されているRaspbian OSの場合、3 Model B+に対応しているバージョンは発表時期より後の公開分である March 2018(2018-03-14)以降です。 以前のモデルで使用していたmicroSDをそのまま3 Model B+に移すと基板上赤色LEDが点滅を繰り返し、 起動処理が進まない現象を確認しました。 解決方法は下記の2点です。 A.3 Model B+には最新のRaspbianを新規でインストールする B.旧モデルで起動してrpi-updateコマンドを実行し、 microSDカード内のファームウェアをアップデートする 方法B.について、参考として手順を記載します。 詳細については「Raspberry Pi raspi-update」等でWeb検索した情報等をご覧になり、 お客様の判断で実行いただきますようお願いします。 また、実行前に必ず重要なデータをバックアップしてください。 旧モデルでRaspbianを起動し、インターネットに接続した状態でターミナルを起動して下記コマンドを順に実行します。 sudo apt-get install rpi-update sudo rpi-update 最後に「*** A reboot is needed to activate the new firmware」と表示された場合はアップデート成功です。 下記コマンドでRaspberry Piを再起動します。 sudo reboot ▼参考情報 ラズベリーパイ財団FAQフォーラム/SOLVED: Raspberry Pi 3 Model B+ Will Not Boot! https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?t=208596 |
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